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除雪と排雪の違いとは?排雪が必要になるタイミングや費用の考え方

  • 土木・除雪事業

十勝の冬に欠かせない除雪と排雪。どちらも雪を処理する作業ですが、「除雪」と「排雪」では作業の内容や目的が異なります。

特に店舗や事業所、月極駐車場などでは、除雪を繰り返すうちに敷地内の雪山が大きくなり、「駐車スペースが狭くなった」「雪を置く場所がなくなった」といった問題が発生することがあります。

こうした場合に必要になるのが排雪です。

この記事では、除雪と排雪の違いをはじめ、排雪が必要になるタイミングや費用の考え方、業者に依頼する際のポイントをご紹介します。

除雪と排雪の違いとは?

除雪と排雪の大きな違いは、雪を敷地内などの別の場所へ移動させるか、トラックなどで敷地外へ運び出すかという点です。

除雪とは?

除雪とは、道路や駐車場、敷地内に積もった雪を取り除き、車両や人が通行できる状態にする作業です。

一般的には、ホイールローダーなどの重機を使い、積もった雪を敷地内の空きスペースなどに寄せていきます。

例えば、店舗の駐車場であれば、駐車スペースや車路に積もった雪を敷地の端に寄せることで、車両が利用できる状態にします。

除雪は比較的短時間で広い範囲の雪を処理できますが、雪そのものがなくなるわけではありません。

そのため、除雪を繰り返すと、敷地内に雪山ができていきます。

排雪とは?

排雪とは、除雪などによって集められた雪をトラックなどに積み込み、雪堆積場などの適切な搬出先へ運び出す作業です。

敷地内にたまった雪を外へ運び出すことで、雪山が占めていたスペースを再び利用できるようになります。

例えば、駐車場の一角に大きな雪山ができ、駐車できる台数が減ってしまった場合などに排雪が有効です。

ただし、排雪には雪の積み込みや運搬が必要になるため、一般的な除雪とは作業内容も費用も異なります。

除雪だけでは不十分になることも

冬の初めは、駐車場の端などに雪を寄せるだけで十分に対応できる場合が多くあります。

しかし、まとまった降雪が何度も続くと、除雪によって集められた雪が少しずつ積み上がっていきます。

特に敷地が限られている店舗や事業所、月極駐車場などでは、雪山が大きくなることで、本来使用できるスペースが狭くなる場合があります。

また、雪山が高くなると、車の出入りや周囲の見通しにも影響することがあります。

こうした状況では、除雪だけを続けるのではなく、排雪によって雪そのものを敷地外へ運び出すことも検討する必要があります。

排雪が必要になる4つのタイミング

排雪が必要になる時期は、降雪量や敷地の広さ、雪を置くスペースなどによって異なります。

特に、次のような状況になった場合は、排雪を検討する目安になります。

1.駐車スペースが狭くなってきたとき

店舗や事業所の駐車場では、雪山によって駐車できる台数が減ってしまうことがあります。

例えば、普段は10台停められる駐車場でも、雪山がスペースを占めることで、駐車できる台数が少なくなる場合があります。

お客様用の駐車場であれば、駐車スペースの不足が来店機会の損失につながる可能性もあります。

駐車できる台数に影響が出始めたら、排雪を検討するタイミングといえるでしょう。

2.雪を寄せる場所がなくなったとき

除雪作業では、あらかじめ雪を寄せる場所を確保しておくことが重要です。

しかし、降雪が続くと雪山が大きくなり、それ以上雪を寄せることが難しくなる場合があります。

無理に雪を積み上げると、重機での作業が難しくなったり、敷地内の設備に影響したりする可能性もあります。

雪を寄せるスペースに余裕がなくなってきた場合は、次の大雪に備えて排雪を検討するとよいでしょう。

3.雪山で見通しが悪くなったとき

駐車場の出入口や交差する通路付近に雪山ができると、車両や歩行者の確認が難しくなることがあります。

特に、店舗や事業所など、不特定多数の車両が出入りする場所では注意が必要です。

雪山によって見通しが悪くなっている場合は、安全面を考慮して、早めに雪を取り除くことが大切です。

4.車両の通行や作業に支障が出始めたとき

配送トラックや大型車両が出入りする事業所では、通路の幅や車両の旋回スペースを確保する必要があります。

雪山によって通路が狭くなると、車両の通行が難しくなったり、荷物の搬入・搬出に影響が出たりすることがあります。

こうした場所では、雪山が大きくなりすぎる前に排雪することが重要です。

排雪の費用はどうやって決まる?

排雪の費用は、雪の量だけでなく、作業する場所や運搬条件などによって変わります。

主に費用に影響するのは、次のような要素です。

排雪する雪の量

排雪する雪の量が多いほど、積み込みや運搬に必要な作業量も増えます。

また、同じ大きさの雪山でも、雪が固く締まっている場合や氷が混ざっている場合などは、作業にかかる時間が変わることがあります。

使用する重機やトラック

排雪では、雪を積み込むための重機や、雪を運搬するためのトラックなどを使用します。

必要な車両の種類や台数、運搬回数などによって費用が変わることがあります。

雪の搬出先までの距離

排雪は雪を積み込んで終わりではなく、搬出先まで運搬する必要があります。

そのため、運搬距離や往復にかかる時間なども費用に影響します。

敷地の形状や作業条件

広く開けた駐車場と、建物や障害物が多い狭い敷地では、作業のしやすさが異なります。

重機やトラックが十分に動けるスペースがあるか、雪山に近づけるかといった条件によっても、作業時間や必要な車両が変わります。

このように、排雪費用は複数の条件によって決まるため、敷地の状況や雪の量を確認したうえで見積もりを取ることが大切です。

排雪は雪山が大きくなる前に依頼した方がいい?

排雪は、必ずしも雪山が限界まで大きくなってから依頼するものではありません。

むしろ、雪を置くスペースが少ない駐車場などでは、早めに排雪を行うことで、その後の除雪作業がしやすくなる場合があります。

また、大雪の直後には除雪・排雪の依頼が集中し、希望する日時に作業できないこともあります。

特に冬期間を通して駐車場を使用する店舗や事業所では、雪山がどの程度大きくなったら排雪するか、あらかじめ目安を考えておくと安心です。

除雪契約に排雪は含まれている?

除雪業者とシーズン契約を結んでいても、排雪まで含まれているとは限りません。

一般的な除雪契約では、敷地内の雪を決められた場所へ寄せる作業が中心となり、排雪は別途依頼・別料金となる場合があります。

そのため、契約前には次のような点を確認しておくことをおすすめします。

  • 除雪契約に排雪が含まれているか

  • 排雪は別料金になるか

  • 排雪が必要になった場合に対応してもらえるか

  • 排雪するタイミングはどのように決めるか

  • 作業範囲や雪の搬出条件はどうなっているか

特に、冬の間に何度も除雪が必要になる場所では、除雪と排雪をセットで考えておくことが重要です。

なお、除雪の契約方法については、「除雪のシーズン契約とスポット契約の違いとは?帯広・音更で選ぶポイント」でも詳しく解説しています。

除雪と排雪を上手に組み合わせることが大切

除雪と排雪は、どちらか一方だけを選ぶものではありません。

普段は除雪によって駐車場や敷地内の通行スペースを確保し、雪山が大きくなってきた段階で排雪を行うなど、状況に応じて組み合わせることが大切です。

適切なタイミングで排雪を行うことで、駐車スペースの確保や安全性の向上だけでなく、その後の除雪作業を円滑に進めることにもつながります。

敷地の広さや利用状況、雪を置けるスペースなどを考慮しながら、無理のない除排雪計画を立てることをおすすめします。

帯広・音更の除雪・排雪は小枝産業へ

有限会社小枝産業では、十勝・音更を拠点に、店舗や事業所、駐車場などの除雪・排雪を行っています。

「駐車場の雪山が大きくなってきた」

「雪を置く場所がなくなった」

「除雪だけでなく排雪もお願いしたい」

「排雪にどのくらい費用がかかるか知りたい」

といった場合も、お気軽にご相談ください。

敷地の広さや雪の量、作業条件などを確認しながら、状況に応じた除雪・排雪方法をご案内します。

帯広・音更をはじめ、十勝地域で除雪・排雪をご検討の方は、小枝産業までお気軽にお問い合わせください。